iTunesのホームシェアリングを使うと、複数のコンピュータ間でミュージックだけでなく、ムービー・Appなどのコンテンツを転送したり、ほかのデバイスでストリーミングしたりできます。

ホームシェアリングは、同じホームネットワーク上で最大5台のコンピュータを使い有効にすることができます。
また、iOS 4.3以降を搭載した iOSデバイス、および Apple TV(第2世代以降)でも下記の環境・条件の1、2、4の3つを満たしている場合に限り、それらのデバイスで表示させることができます。
iTunesのホームシェアリングを使う環境・条件
- ホームシェアリングが有効になっていること。
- 同じApple IDでサインインしていること。
- Apple IDにコンピュータが認証されていること。
- 同じホームネットワークに接続されてること。
Contents
iTunesでホームシェアリングを有効にする
1. iTunesのステータスバー「ファイル」>「ホームシェアリング」>「ホームシェアリングを入にする」の手順でクリック。

2. Apple IDとパスワードを入力して「ホームシェアリングを入にする」をクリック。

コンピュータがApple IDで認証されていない場合は、認証するかどうかを確認するメッセージアラートが表示されます。
認証についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
3.「OK」をクリック。

ホームシェアリングを使う他のコンピュータでも同じ手順を実行して、ホームシェアリングを有効にします。
ほかのコンピュータのiTunesライブラリを表示する
1. プルダウンメニューをクリック。

2. 表示させたい「(コンピュータ名)のライブラリ」を選択。

3. 選択した別コンピュータのiTunesライブラリが表示されます。

4. この先は、ライブラリコンテンツの転送に興味がない場合は、「ストリーミング再生」へお進みください。
複数のコンピュータ間でiTunesライブラリのコンテンツを転送する
ホームシェアリングを利用することで、複数のコンピュータのiTunesライブラリを共有し、コンピュータ間でミュージック・ムービー・Appなどのコンテンツを転送させて同期させることができます。
- それぞれのコンピュータでiTunesライブラリを同じ状態であるかを確認したい。
- メインコンピュータでは、すべてのiTunesライブラリのコンテンツを集めて、サブコンピュータでは必要なコンテンツだけを保存したい。
など、用途に合わせた利用方法ができます。
1. 転送(同期)させたいライブラリ(ミュージック・ムービー・Appなど)を選択。

2. コンピュータに存在しないコンテンツを表示させる。
2-1.「表示」のプルダウンメニューをクリック。

2-2.「ライブラリに見つからない項目」を選択。

3. ライブラリに存在しないコンテンツのみ表示されるので、保存したいコンテンツを選択して、「読み込み」をクリック。

iTunesライブラリのコンテンツを自動的に転送して同期させる設定
それぞれのコンピュータで、iTunes Storeなどで購入したコンテンツに限りますが、自動的に同期させる設定を行うことができます。
ただし、iTunes Storeなど以外から入手したコンテンツは転送されません。
その場合は、上記の手動の方法で転送して同期させてください。
同期させたい、すべてのコンピュータで次の手順を実行してください。
1.「設定」をクリック。

2. 自動的に転送させたいライブラリの項目にチェックを入れて「OK」をクリック。

ほかのコンピュータにあるiTunesライブラリのコンテンツをストリーミング再生する
ほかのコンピュータのiTunesライブラリに保存されているミュージック・ムービーなどをストリーミングすることができます。
ストリーミング方法は簡単。
上記の
2つの項目を完了させてから次に進んでください。
ライブラリを切り替えて再生したいコンテンツを表示させます。
1. プルダウンメニューをクリック。

2. 再生したいコンテンツがあるライブラリ(ミュージック・ムービーなど)を選択。

あとは再生したいコンテンツ(ミュージック・ムービーなど)を選択して再生するだけです。